手術により早期の回復と社会復帰をサポートします
手の痛みやしびれなどの症状は日常生活に大きな影響を及ぼします。手外科日帰り手術は、症状の改善を目的とし、早期の社会復帰を目指す医療サービスです。
当院では、専門の医師が適切な診断のもと、患者さん一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせた治療計画を立てています。安全と清潔に配慮した手術環境と、術後のリハビリテーションも含めたトータルケアを提供し、快適な日常生活や仕事への復帰を支援します。
− 手外科日帰り手術の特徴 −
FEATURES 01
一人ひとりに合わせた
手術方法のご提案
手外科を専門とする医師が診察を行い、症状やご希望を丁寧に伺ったうえで、患者さんに適した手術方法をご提案します。
FEATURES 02
安全に配慮した
手術環境
HEPAフィルタによる清潔な手術室と、JIS規格に準拠した滅菌装置による衛生管理体制を整え、感染予防に十分配慮した環境で手術を行います。安心して治療を受けていただけるよう、スタッフ一同が安全管理に努めています。
FEATURES 03
手術後の
リハビリテーション
手の手術後は、専門の作業療法士(ハンドセラピスト)と連携しリハビリテーションを行い、機能回復をしっかりサポートします。装具が必要な場合は、ハンドセラピストが院内で作成を行います。再び「Useful Hand(実際に生活する手)」を獲得するために、症状や術後経過に合わせた個別プログラムをご提案します。
対象となる主な疾患
DISEASEばね指(狭窄性腱鞘炎)
指の付け根で腱が通るトンネル(腱鞘)が狭くなり、腱の動きが引っかかることによって起こる疾患です。朝方に指がこわばる、曲げ伸ばしの際に「カクッ」となり動かしにくい(弾発現象)といった症状が特徴で、進行すると指が完全に伸びないか、曲がらなくなります。
当院では症例によって、エコーを使用した皮膚を切開しない手術(エコー補助下経皮腱鞘切開術)を行っており、手術翌日から水仕事が可能です。
- 主な症状
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- 朝方に指がこわばる
- 指を曲げ伸ばしする際に「カクッ」となる
- 指の動きが引っかかる、動かしにくい
- 指を伸ばすときに痛みを伴うことがある
- 進行すると物を握る動作が不自由になる
手根管症候群
掌にある「手根管」というトンネルの中で、正中神経が圧迫されることによって起こる疾患です。親指から薬指にかけてのしびれや痛み、手のこわばりや物をつまみにくいといった症状が出現します。また夜間や明け方に症状が強くなることもあり、睡眠の妨げになることがあります。
当院では基本的に内視鏡を使用した手術(関節鏡下手根管開放手術)を行っており、掌を切開せずに手首の小さな傷で手術が可能です。
- 主な症状
-
- 親指から薬指にかけてのしびれや違和感
- 手や指のこわばり、特に朝方に強くなることがある
- 物をつまみにくい、握力の低下
- 細かい作業がしづらい
- 夜間にしびれや痛みで目が覚めることがある
ガングリオン
手首や指の関節の近くに、ゼリー状の内容物がたまった袋(嚢胞)ができる疾患です。関節や腱の周囲にある関節包や腱鞘の一部がふくらむことで発生します。
見た目は丸いしこりとして現れ、多くの場合は良性ですが、大きくなると神経や腱を圧迫して痛みやしびれ、違和感を生じることがあります。手首の甲側や指の付け根、手のひら側などに発生しやすいのが特徴です。
- 主な症状
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- しこりを押すと痛みや違和感を生じることがある
- 手首にできた場合、手の甲に痛みが走ることがある
関連設備
EQUIPMENT
高圧蒸気滅菌器
手術や処置で使用する医療器具を、高温・高圧の蒸気で確実に滅菌する装置です。
感染予防を徹底し、清潔で安全な医療環境を保つために欠かせない設備で、日帰り手術を安心して受けていただくための重要な役割を担っています。
ターニケット
手術や処置の際に、腕や足の血流を一時的にコントロールし、出血を抑えるための医療機器です。
圧力を自動で管理する安全設計のため、患部をより見やすく保ち、正確で安全な処置を行うことができます。患者さまの体への負担をできるだけ少なくすることを目的とした設備です。

